j-wood_1
大成住宅は、「住まいは、人の命と財産を安全に守る器」というポリシーを持って「地震に強い家づくり」を考え、取り組んでまいりました。
そして、阪神淡路大震災で最も被害の大きかった在来木造住宅を、地震に安全な建物にするために研究を重ねてきました。
構造用LVLという素材を使用し、家全体が地震に強い「6面体構造」となる、「高耐震・高耐久」新構法木造住宅J-woodシステムの家を完成させました。
j-wood_2
LVL(構造用積層材)は、Laminated Veneer Lumberの略で、木材をロータリーレース・スライサーにより切削した単板をその繊維方向を互いに平行にして積層接着した木質材料です。この構造用積層材を「J-wood」とネーミングしています。
このJ-woodは、十分乾燥させて無害のフェノール樹脂により接着するため、強い・反らない・収縮しない・割れない・狂わない・有害物質を発生させないなど、住宅の構造材としては理想の素材です。J-woodは、梁・桁・通し柱・管柱・合板に加工され、36帖大の大空間を造ることもできる高強度の構造体を形成します。

LVL(構造用単板積層材)の製造工程

J-wood_3

J-wood_4

J-wood_5
曲げ強度、煮沸はく離試験、減圧加圧試験、水平せん断試験、含水率、品質、積層数、接着剤の性能・無害性、反り、割れ、狂いなど、JAS(日本農林規格)のすべての規定に高レベルで合格したJAS認定品です。

J-wood_6
あご付専用金物を使用するので柱と梁はピッタリ結合し、地震でも離れたり、抜けることはありません。
J-wood_81
熟練技術を要する墨付けや仕口加工箇所が少なく、接合強度も一般在来木造をはるかに上回る合理的で理想の構法です。
J-wood_9
J-woodシステムの家は、精度の高いプレカット技術により加工された構造材を専用の金具によって緊結・組立てられますから、職人の熟練度による強度のバラツキや欠陥が生じません。
j-wood
住宅に使われる梁は床や屋根の重さを支えます。特に梁の上に柱や壁が載る場合には2.0~3.0t以上もの重さを端部の接合部で支えなくてはなりません。
J-wood工法の接合部は伝統的な在来軸組工法の接合部と比較して最大耐力で約1.5倍もの強度を発揮。接合部が強く、硬いことで骨太な構造体を作ることができるのです。

また木造住宅の耐震性の要である耐力壁のほとんどは、地震に対して釘が抜けないことで抵抗しています。
そのため住宅の耐震性には「釘の保持力」が大きく影響します。J-wood LVLはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮しました。

地震の際にも6面全体で揺れ自体を抑えると共に、揺れをバランスよく吸収。卓越した耐震性を実現する構造です。各面は構造材(土台・柱・梁)材と面材が一体化した「ダイアフラム」と呼ばれる”版”を形成しています。つまり、屋根や床を形成する水平ダイアフラムは、外力を各所に分散させて力の集中を防ぎ、建物全体で外力に抵抗する働きや、建物のネジレなどを防ぐ働きをします。また、壁を形成する垂直ダイアフラムは、地震や風圧などの荷重に対して、建物の倒壊や変形を防ぐ働きをしています。
a

jwood