こんにちは、大成住宅 設計課の水野です。
『我が家を持とう』と考えたとき、間取り(図面)を見る上でモジュールという考えを知っておくと便利です。
モジュールとは間取りを考えるときの基本寸法になります。
住宅設計の場合、910mmのモジュールを採用する場合が多く、大成住宅でも910モジュールで設計をしています。
住宅業界ではいろいろな単位が用いられます。
長さの単位ではメートル、尺(しゃく)、間(けん)があります。
面積の単位では平方メートル、帖、坪があります。
ツーバイフォーでは長さの単位としてインチ、フィートも用います。
一般生活ではあまりなじみのない単位ですが、住宅業界ではこのような単位が常に使われています。
正確には違いますが、長さでは910mm=3尺=0.5間になり、
面積では1820mm×1820mm=3.3124㎡=2帖=1坪になります。
また、長さ、面積ともに有効寸法(内法寸法)ではなく、壁の中心からの値になります。
廊下の幅の寸法が910mmの場合、有効寸法は10cm強短くなります。
タンスや食器棚、家具、家電などを置く場合、注意が必要になります。