こんにちは、 大成住宅設計課の水野です。
少し前の出来事ですが、平成30年4月に『田園住居地域』が新しく追加されました。
今までの用途地域は都市計画区域内にある市街化区域内に住居系7種類、商業系2種類、工業系3種類の12種類でした。
『田園住居地域』とは農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を保護する用途地域
ということです。
用途の制限に関する規制は第一種低層住居専用地域とだいたい同じです。
壁面後退といって、敷地境界線から建物の外壁までの距離を1mまたは1.5m以上は離さなければならない場合もあります。
田園ときくと郊外や山間部などの田園地帯をイメージしがちですが、そうではなく都市部で指定されるものです。
東京都、大阪府、神奈川県などの都市農地の保全と活用を目的としています。