車椅子でも、介助が必要でも、使いやすいトイレ

 

 

こんにちは、月曜日です。

今日の朝、ふと「自分が不老不死だったら…」という妄想をしながら出勤してきました。

 

・・・。

 

不老も嫌だけど、不死はなおさら嫌だなと思いました。

まぁ、嫌がらなくても人間は不老不死にはなれないわけですが。

 

 

 


 

さて、ご自宅のトイレですが、広さはどれくらいでしょうか?

現代の一般的な戸建て住宅では、1帖分位のお家が多いかと思います。

私の実家もそうです。

 

同居していた祖父母の足腰が弱って来た頃、家の通路部分には手摺が付けられました。


祖母は、その頃はゆっくりと、でも自分1人でトイレに行っていました。

 

90歳を超える頃になると身体を支える事が困難になり、屋内用の歩行車という、

立ったまま体を預けて自分で押しながら動かす車輪付きの補助具を使っていました。


頭はしっかりしていたので、祖母は「1人でお手洗いで用を足したい」と考えていました。

 

移動はさほど問題ありませんでしたが、トイレ内に歩行車のまま入れる広さはありません。

祖母がトイレに入っている時は、廊下に歩行車がぽつんと置いてあります。

そこからの出入りも開きのドアだったので、大変だっただろうなと思い返します。

だいたい半開きでした。

 



両親が改修工事の相談を始めました。

隣の納戸とつなげてトイレを広くする案も出ていたかと思いますが、

構造的に難しかったのか、費用がかかったのか、…

 

結局はトイレドアの開き勝手を入りやすい方向に変更し、敷居を取って段差を無くす

工事になりました。

 


それでもだいぶ使いやすさは変わったかと思います。

転んで病院に行くまでは、ずっと自分1人でトイレに行っていました。


相変わらず、歩行車は廊下にぽつん。で、ドア半開き。

ではありましたが。

 

 


 

祖父は年相応に弱ってはいるものの今のところ健在で、転んで大腿骨を折った時には

お医者さんに「寝たきりか、良くても車椅子」と言われたはずが…

危なっかしいながらも杖も使わずトイレに行きます。驚きです。

 

このまま自分でトイレを使えるかもしれません。

寝たきりでトイレを使えなくなるかもしれません。

 

でも同じように歩行車や車椅子を使う事もあるかもしれません。

 

誰かの介助が必要になるかもしれません。

 


そうなった時にはまた、この毎日の事となる、デリケートな部分でもある問題が出てくるのかなと思います。




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先日お引渡ししたお家は2帖分の広さのトイレがあります。

入口も3枚引戸で出入りに余裕があり、トイレ内外にも手摺がついています。

 

家を建てるタイミングや状況、または予算などにより、それぞれのご家族様にとっての

「最適」は違うかもしれませんが、新築する時にこのようにしておいた方が良い場合もありますし、

簡単にリフォームできるようにあらかじめ考慮しておける事もあります。

 


老いは誰にでもやってきますし、老いていない場合でも車椅子が必要になる可能性はあります。

 



様々な事情の許せる範囲で、バリアフリー・ユニバーサルデザインといった事を

考えておくのも大切な事だと思います。