浜松市東区の市街化調整区域内に建てられた住宅

こんにちは、浜松営業所 設計課の水野です。



前回は建築基準法について述べましたが、今回は『都市計画法』についてです。


都市計画法とは都市の健全な発展と秩序ある整備、公共の福祉の増進に貢献することを目的としています。

都市計画法では、都市計画区域外と都市計画区域内という区域が決められています。


都市計画区域内の中に市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域の線引き(区域分け)があり昭和50年代頃決められました。


市街化区域とは当時市街地を形成していた地域や今後市街化(多くの人に生活をしてほしい)を推進していきたい区域になります。

この中に住居系・商業系・工業系に分類されていて、細かく分類すると全部で12の用途地域があります。


建築する建物の用途や規模により制限はありますが、建築物の確認申請を提出して問題がなければ建物を建てることができます。

ちなみに住宅が建てられない場所に『工業専用地域』があります。


浜松市東区:現場見学会①

浜松市東区の市街化調整区域に建てられた住宅(完成前です)

2階に4帖の少し広めのバルコニーがあります

市街化調整区域とは言葉のとおり市街化を調整(抑制)したい区域になります。

この区域に住宅を建てようとする場合、子の世帯の自己用住宅(分家住宅)であること、線引き前所有地における自己用住宅であること、既存集落における自己用住宅であることなど、いずれかの要件を満たし許可を得る必要があります。

その後、建築物の確認申請が必要になります。


非線引き区域とは市街化区域でも市街化調整区域でもない区域です。(袋井市・掛川市などがこれに該当します)

昔は未線引き区域とも呼ばれていたこともありましたが、平成12年(2000年)の都市計画法の改正によりこの呼称は廃止されました。

この区域で住宅を建てる場合も建築物の確認申請が必要になります。



今回、浜松市東区に建築させて頂いたM様邸は市街化調整区域内の住宅になります。

そのため、都市計画法43条の許可・同施行規則60条の規定に適合している証明書の交付を受けてから建築物の確認申請を提出しました。


先日、工事も終わり無事に引渡しをさせて頂きました。

また現場見学会も開催させて頂き、ありがとうございました。


浜松市東区:現場見学会②
北側道路に面している玄関側より

工事用の玄関ドアがついています

浜松市東区:現場見学会③

実際の玄関ドアが取付られました


住宅を計画するにあたり市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域の確認と用途地域の確認は欠かせません。

新築住宅を検討している方はご相談ください。


また、大成住宅の着工中・完成間近の建物をご覧になりたい方は浜松展示場までご連絡ください。