夏休みの思い出と、建物への思い5

大成住宅 静岡営業所 設計の浦田です。

毎週のように台風が来て、はっきりしない天気が続き、気温も急に寒くなったり暑くなったりで体調崩しがちですが、みなさま元気に乗り越えましょう!

さて前回、写真を載せました彦根城を後にし長浜の街を目指します。

琵琶湖沿いの道を走り、長浜城の行く時に通った道なのですが、前日運転中に気になっていた物があり、寄り道をしました。

道沿いに建っている看板に「琵琶湖大仏」と書かれていて、すぐ脇に大仏が、なぜか琵琶湖に背を向けて建っています。

「平安山 良畴寺(りょうちゅうじ)」と言うお寺の中に、台座を含め高さ28mの阿弥陀如来立像があります。

現在の大仏は2代目だそうで、1994年建立の青銅製になり、1代目は1937年建立のコンクリート製で、老朽化が原因で1992年に解体されたそうです。

お寺自体は1262年の鎌倉時代に建立され、途中、織田信長に焼かれたり、琵琶湖の中に沈んだりと波乱万丈な歴史があるそうです。

ただ悪い事ばかりではなく、松尾芭蕉と縁があり、境内に芭蕉の句碑が建てられていました。

「四方より 花咲き入れて 鳰(にお)の海」と書かれています。後で調べたのですが、「鳰(にお)の海」とは琵琶湖の事だそうです。

もし、長浜城に行く時があって、興味があれば寄ってみてください。このお寺は梅の花の名所でもあるそうです。

今回は建物ではなく仏像でしたが、お城とお寺などとは違った建築技術があり、毎回同じ思いですが、現代のような道具が無い中で、これだけの物を造って来た先人達はすごいなと・・・・・。

いつまでも、この気持ちを大切にして住宅建築に関わって行きたいと思います。
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「琵琶湖大仏」琵琶湖に背を向けてます。
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「平安山 良畴寺(りょうちゅうじ)」芭蕉の句碑。