間取り『階段』について考える

 

こんにちは。月曜日です。

今日は何について書こうかな。と考える時、これまでの施工写真を眺めます。

先日のブログでご紹介させていただいた3階建ての家の階段。

このお宅は2階にリビングがあるのですが、そこの引戸部分がいいなと思いました。

 

リビングと階段・ホールの間が引戸になっており、開け放すと一体感が出て広く感じます。

冷暖房を付けている時は閉めておけば、効率も気になりません。

 

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写真を眺めていたら、階段の位置とリビングについて考え始めて止まらなくなってしまいました。

 

 

家の間取りを考える時、最も中心のリビングをメインに考え始める方も多いと思います。

そして、全てが当てはまるわけではありませんが、1階にリビングで2階に個室、

というケースも多々あるかと思います。

家族が集まる団欒の場であり、お客様を迎える事もあるこの場所と、

プライベートな空間である2階をつなぐ「階段」の位置と形状は、非常に重要なポイントとなります。

 

 

 

よく目に、耳にする用語に、「リビング階段」というものがあります。

家を建てようと考える方にとっては、今は知っていて当たり前という位に雑誌にもネットにも出てきます。

今回はこちらについて考えてみました。



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簡単な図にしてみると、「リビング階段」ではないものは

こういう状態です。

だいぶ他を省略していますが、昔から良く見る間取りです。

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それに対し「リビング階段」は、玄関からリビングを通って階段に至るという間取りです。

 

リビング階段については、雑誌でもネットでも様々なメリット・デメリットが書かれています。

お調べいただければ大量の情報が得られる時代ですので、一部分についてですが…

 

 

 

最初の写真の家で書かせていただいた事と重なる内容です。

 

大きな特徴としては、家に入ると必ずリビングを通りますので、家族が顔を合わせる事になります。

コミュニケーションが取りやすく、お子様の様子も把握しやすくなります。

顔を合わせる機会が多い分、ちょっとした変化にも気付きやすいという事につながります。

反面、大人になると気まずい事があったり、お客様がいると通りにくかったりもします。

お子様の友人が遊びに来ても2階の部屋に上がるのにリビングを通ります。

つまり、リビングでゴロゴロしたり、散らかしておいたりがしにくいかもしれません。

 

もう一つの特徴は、リビングと上階の直接的なつながりがある事です。

壁が無い場合などは特に、視線が抜ける分空間が広く感じられたり、デザイン的に素敵に見えたりしますし、

つながっている為、声をかけやすかったりします。

反面、音や匂いが上階まで上がってしまったり、冷暖房の効率が悪かったりという面もあります。

 

このようにメリット・デメリットは両方ありますが、

これらの特徴に対しどうお考えになるかは人それぞれです。

 

ゴロゴロしているのを見られても気にしない!という人もいれば、

そもそも、家に家族以外は滅多に来ないし!という場合もありますので。

 

 

そして、リビング階段と一言で言っても様々なリビング階段があるのです。

「リビング階段がいいな」と希望を出すだけでは、ご家族様にとって

本当に適した間取りにはならないかもしれません。

 

 

先程の図と合わせて、どれもリビング階段、またはその類です。

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リビングから階段に行くけれども、間に建具(ドアや引戸)があれば

冷暖房の効率は問題ありません。

建具の種類により、開放感は減りますが。

 

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リビングを通って階段に行く間に廊下やホールがあり、

そこから洗面や脱衣室・浴室に入れれば

リビングにお客様が来ていても水廻りに気兼ねなく入れます。

 

 

何を優先させ、どう区切るのか。

それぞれのご家族様により最適な間取りは違うのではないでしょうか。

 

どんな暮らしがしたいのか。

現在だけでなく将来も見据えて、ご家族様で話あっていただきたいと思います。

 

 

 

考え始めると、様々な制約や条件により、そうしたいけれどできないという場合も出てくるかと思います。

が、諦めるのはまだ早いのです。

 

間取りだけでなく、ちょっとした工夫でご希望に近い空間を造る事ができるかもしれません。



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リビング階段ではないのでプライバシーは確保されますし、

冷暖房効率も気になりません。

ただ、リビングのドアをガラス等の向こうが見えるものにし、

その前に階段を配置すれば、

なんとなく人の出入りはわかりやすくなります。

 

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玄関から入ってすぐに階段に行けるような位置にしたり、テレビの反対側などの

リビングにいる人の視線が向かない位置にしたりすれば、お客様がいてもさほど気にせず

移動できるかもしれません。

 



ご希望と条件が合わない場合は、大成住宅にご相談ください。

100%の解決は難しいかもしれません。

しかしその理想に近づけるよう、各部署協力して、住まいづくりのお手伝いをさせていただきます。



リビング階段に限らず、家を建てる上では様々な選択肢があります。


そしてそれぞれに、メリット・デメリットと言われるものがあります。

しかし、それがご家族様にとって本当にメリットなのか、もしくはデメリットなのか、

人それぞれ違う事かと思います。


まずは、「どんな暮らしがしたい」のか。

それをお住まいになるご家族で話合っていただく事が大事なのかなと感じています。




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リビング階段の、様々、です。